北海道豊頃町、十勝川の広い河川敷にハルニレの木がぽつんと生えています。樹齢はおよそ150年で、2本の木が一体化したものだと言われています。
十勝地方は冬の寒さが特に厳しいのですが、そんな中で2本の木が寄り添い合い、いつも一緒にいる姿は、永遠の愛を誓う恋人たちにも例えられ、ハルニレの木は恋人たちの聖地とも言われています。
夏は緑に囲まれ、ハルニレの木も緑の葉が生い茂り、大自然の中で爽やかな時を過ごすことができます。
冬は深い雪に覆われ、厳しい寒さの中で力強く生き抜いています。そして、冬のハルニレの木は絶好の撮影スポットでもあります。特に夜明けの頃の朝焼けや、朝日が差し込む時間帯に太陽を背景にしたり、夜間の天の川を背景としたハルニレの木は、自然の雄大さと美しさを感じられる幻想的な姿を見せてくれることでしょう。
冬季の撮影では、防寒着と長靴は必須といえます。深い雪に覆われていることから、長靴を履かないと足首辺りが冷えてしまうと思います。
ハルニレの木は、DREAMS COME TRUE の Eyes to me (作詞:吉田美和)の歌詞にも出てきます。ボーカルの吉田美和さんが隣町の池田町出身であり、池田町近辺ではハルニレの木は身近な存在であることから、思い出深い存在だったのかもしれませんね。
秘密の橋の下で 公園の砂漠で
ハルニレをバックで 空に手を広げて
私だけにくれる あの顔で Smile, Smile, Smile
私だけにくれる あの顔で Eyes to me
DREAMS COME TRUE / Eyes to me (作詞:吉田美和)
【住所】
豊頃町幌岡
【お問い合わせ】
豊頃町観光協会(豊頃町役場商工観光課内)
TEL 015-578-7202
【関連サイト】
とよころ観光ガイド
http://www.toyokoro.jp/tourism/spot/%E3%83%8F%E3%83%AB%E3%83%8B%E3%83%AC%E3%81%AE%E6%9C%A8/